2021年1月21日木曜日

冬山5回目のチャレンジ それでも頂上に行けない白木峰

今日は5回目のチャレンジとなる冬の「白木峰」へ。
この山は夏は何回も登っているが、冬はほんとうに登らせてくれない。
行った時の条件が悪い事が多いのか。

最初は、猛吹雪で撤退。その次は雨が降ってきて撤退。その次は小白木経由で行こうとしたが、上部で撤退。前回は8合目までで、これも雪が深すぎていけなかった。

今度こそ、と思いチャレンジ。
しかし、今回はモフモフの新雪のラッセル。3時間ラッセルして、頂上尾根に取りついたところで、雪が深すぎ、上まではとても行けないと判断し撤退。

山スキーの方はけっこう行っているようだが、こんな山の頂上まで行けることが不思議だ。
超人的な体力が必要だと思う。標高差は1000mほどと、金剛堂山とたいして変わらないのに、なぜか行けない。不思議なことだ、と思う。

しかしながら、今までははっきり分からなかった冬道を確認できたことが収穫だ。
頂上尾根は何回か通っているので、今回そこに行ける道が分かった。
次回は条件の良いときにリベンジすることにしよう。


ルート解説。地理院地図(https://maps.gsi.go.jp/)を加工して使用。

最終到達地点。ここまでの単独ラッセルのつらいこと。
頂上に至る尾根なのだが、もちろんノートレース
途方に暮れて、下山開始。もう登る体力が無い
仁王山
上の方に来れば、もっと雪が硬くなってくると思っていたのに
林道を横切るところ。雪は多くはないのだが、新雪の量がやたら多い
杉林の中は少し歩きやすい
ここもけっこう傾斜がある
下山してきた。金剛堂山がきれい
湿った、重く、深く沈む雪。足は5kgぐらいのアレイを付けて歩いている感覚
モフモフの新雪
この小屋がとりつき口の目印。ここからもう少し行くと、上の方に行く林道があるので、そこから登ることがわかった
6月までこの道は通行止め、って誰が通るんや
くたくたに疲れて下山