2021年7月29日木曜日

オリンピックやってる場合なのかな?

 


コロナ感染が拡がり、とうとう全国で1万人を超えたようだ。
4連休の間、人流が減るどころか、非常に増えていたのだから仕方ないだろう。

オリンピックは無観客だから、問題ないだろう。しかし、海外から来た人たちに陽性者が出ているのは事実。

ワクチン接種も高齢者がだいぶ進んでいるが、リスクの高い40~60代ぐらいの人たちは、まだ接種が受けられない。職域接種も進んでいるが、自営業や中小企業の人たちは取り残されている。

いまさらオリンピックを中止しても、何も変らない。
ただ、より感染リスクの高い障がい者の人たちが参加する、パラリンピックを、どうするのか?

金メダル取ったと騒いでいるが、今はこんなことしている場合なのかな?

もっと他にやらなければならないことがあるような気がする。

混んだ山に登山は出来ない。行っても、だれも居ないような山だけかな?
不要不急の街への買い出しとかは、なるべく避けたい。
とても安心して行けるような状況ではない。

2021年7月22日木曜日

石灰岩とひすい

 

イタリアのスサ地区の鉱物分布

石灰岩とひすいには関係がありそうだ。
ひすいの産地の周辺には必ず石灰岩でできた土地がある。
糸魚川では、明星山と青海黒姫山が石灰岩、ヨーロッパアルプスにもジュリアンアルプスという、やはり石灰岩でできた山が存在する。
ジュリアンアルプス(スロベニア)から地図上では離れているが、上記地図のイタリア、スサは周辺と言っても良いであろう。ここもヒスイ産地のひとつである。
他にも良質なひすいの産地であるグアテマラは石灰岩が豊富な土地を持つ。
石灰岩(炭酸カルシウム)がなぜヒスイと近い場所に存在するのか、詳細は不明であるが、石灰岩は生物由来の岩石(貝やサンゴ)である。これらの生物は熱水の湧き出す所に、大群落を作っていたと考えられる。
そのため、ヒスイは熱水起源(スカルン鉱床)由来ではないか、という説が有力である。
地下深くで出来たヒスイが、熱水によって地上近くまで押し上げられたのではないか、というのだ。
その証拠に、ヒスイの中には脈状に岩に嵌入したような形状のものがある。
あと、ヒスイのある条件として「超苦鉄質岩」(蛇紋岩)の存在がある。
これらの岩が高圧・低温で変性することで、ひすいは出来ている。

2021年7月15日木曜日

糸魚川ヒスイの価値はお金に換えられない

 


「糸魚川の海岸に落ちているひすいには金銭的価値はない」と書いたけど、人によってはこれに非常な価値を見出す人も多い。
品質的にはミャンマー産ひすいのほうがけた外れにいいはずなのに。

これは海岸に転がる石に、お金とは違う別の価値を見出しているからである。
糸魚川の海岸に転がっている石は、品質が悪かろうが、混じり物が多かろうが、日本産の、しかも5億年前に生成されたヒスイに間違いない。
ミャンマー産のヒスイがこの世に現れたのは1億年前。その5倍も古い時代のヒスイが、糸魚川にはあるのだ。

また、世界で一番古いヒスイ文化を生んだ石でもある。
これだけで、たといそれがどんな汚い石ころであろうと、十分な価値があるのではないだろうか?

確かに「宝石」としては、世界で評価させるような要素は何もないだろう。
しかしそこには「お金に換えられない」価値が確かにあるのだ。

2021年7月5日月曜日

こういう石はひすいではない

 



どうもこのブログはひすい探しの方が参考にされるようで、いつもアクセスの多いのは、ひすいの記事ばかりだ。

本当は登山のブログのはずなのに、いつのまにかひすいの方が注目されるので、そっちのほうの記事ばかりになってしまった。こういうのを、「不本意」だと言うのだろうな。

何度も書くが、はっきり言って、海岸に落ちているような石は宝石のひすいとは程遠いものばかりだ。

このブログのひすいの記事は、一貫してこの事実を書こうとしている。

糸魚川の海岸で拾えるようなひすいに、金銭的価値は全くない、と思った方が良い。

ひすいを探すなら、玉髄とかめのうを探したほうが、よほどきれいな石に出会えるだろう。

写真の石は少しひすいを含んでいる。ただし、ほぼ、別の石である。

どこから見ても、宝石とは思えないし、実際宝石と呼べる品質ではない。

どう見てもただの「石ころ」である。

ひすいを探す人には、まずこの事実を直視して欲しいと思う。世の中はそんなに甘くないのだ。

ロマンと夢を追う気持ちはわからないでもないし、私も昔はそう思って探していた。

しかし、透き通るひすいなんて、拾えた試しがないのだ。そんな石が拾える時代は50年ほど前に終わった。

そういう事がわかってきてからと言うもの、海岸の空気を吸いに行くだけの為に歩くようになった。

海の空気はなぜか心を癒やしてくれる。