2020年4月26日日曜日

ひすいの上品さは、青い要素と緻密さ

目視では分からなかった、ひすい輝石を含んだ岩石。
石英にしか見えなかった石だが、比重を計ったり、細かく観察した結果、今では唯一ひすい輝石岩だと確信できる石になっている。

よく見てみれば、とても上品な色合いをしている。
なんでもじっくり観察してみないと、わからないことがあるんだな(今は家の中にしか居られないから出来ることでもある)。

基本色は緑、それも薄い緑なのだが、全体に薄い青色の要素が入っている。
これが全体に爽やかで上品な感じを与えているのだ。
小さい石だが、他の石とは違う存在感がある。
ひすい輝石の青色は、チタンと鉄イオンによるという。ラベンダー色の石の発色原因はチタンだけだが、これに鉄の緑色の要素が加わると、青色になるのだ。
だから、緑と青は混じることがほとんどだ。まれに緑の見られないものがあるが、そんな石は拾ったことがない。
とてもレアだという。宝石を扱う業者は、昔、山から採掘された石を使っているらしい。

あと、この石はひすい輝石の特徴である「針状に見える結晶」を持っている。とても緻密な石質である。
他の石と比べて、特別きれいだとは思わないが、ひすい輝石の特徴がよく出ている石だ。

微妙に青みがかっている。海岸に転がっている時には、石英にしか見えない。同じような石が何万個とある。

ごく薄い緑色に透過する。写真では分からないが、独特の透過色である。

細かく観察すると、とても弱いが、青色が入っていることが分かる。これがこの石の全体に上品さを与えている。