ヤフオク!で糸魚川産の翡翠原石の価格を見ると、良い石にはけっこうな値段が付いている。やはり、海岸で拾えなかった人の「現金採取」が多いのだろうか?
最近はシーズンでもあまり拾えないことが多く、希少性が高くなっている。多分拾いつくされてしまったのだろう。特にゴールデンウイークで人出があった後の海岸には、キツネ石すら落ちていない。あえて今の時期に海岸を歩きたいとは思わない。
今の時期は紫外線が強く、暑く、とても大変だ。さらに真夏とか初秋になると、生命の危険を感じるほど、気温が高くなる。
それなら、オークションに出ている物でも買おうか、ということになるのだと思う。私はそれはそれでよい、と思っている。
糸魚川まで車で行っても、電車で行っても、結構な交通費、時間がかかり、しかも何時間も海岸を波、熱中症、危険なスズメバチの危険にさらされながらさまようことを考えたら、オークションに出品されている石を(必ずしも翡翠であるとは限らないように見えるが)、当たりはずれを気にしないでも買った方が、ずっと安い。
しかしなあ、あの石はそれほどの価値があるものなのだろうか?
某宝石加工屋さんも「ほとんどがアクセサリーにすらならない石ころ」と書いていたし。
確かに現物を目の前にすると、ちょっと白い石ころだ。すこしひすいを含んだ石なら、「たまにある」程度にはまだあると思うけど。それを目当てに行こうなんて、思わない。