オーストラリアから送ってもらった”スターバーストストーン” |
ブルーサファイヤの話(かなり詳しい)
ブルーサファイヤについて調べていたら、この石はインドでは土星に当てはまり「シャニ神」と関係する。
この神は「試練」を与える神とされ、そこから連想されてブルーサファイヤは「持ち主を選ぶ」と言われる。
誠実な人を守るが、悪徳、非法な行いをする者には罰を与える、という。
シャニ神はハゲワシ(カラス)に乗った姿で描かれ、まなざしは鋭い。
スールヤ(太陽神)の子であるとされるが、光を持って生まれてこなかったため、父に疑われる。シヴァ神から三又の鉾を譲り受けたと言われる。
インドでは敬遠される神であり、象徴する「ブルーサファイヤ」も尊ばれるが、身につける宝石ではなかったようだ。
インドで人気のあったサファイヤはイエローサファイヤであった。
青い石は見る者を落ち付かせるように思える。
しかし、反面なんとなく「恐ろしいもの」というイメージを持ってしまうことがある。
なぜだか分からないが。
そういえば呪いの宝石で有名な「ホープダイヤモンド」は、ブルーサファイヤと見まごうばかりのブルーダイヤモンドだ。
「持ち主に試練を与える」という青い石。
なるべく避けたいが、試練を乗り越えることで、新たな世界が見えてくることも事実である。また人生の真実を見ることもできる。
試練の無い人生は、本当は「豊かではない」のではないだろうか?