いつもなら、「今日はひすいを拾うぞ!」と息巻いて行くひすい拾い。
だんだん回数を重ねて、分かって来たことは、「拾えない」ということ。
拾えないものに集中して、こんな素晴らしい自然環境を見逃すなんて、ばかげていると思った。
だから今回は、ただ潮風に吹かれるためだけに、海岸へ行った。
石はどうだっていい。どうせただの石ころだけだもの。
そんなもの拾って、いったいどうするのだろうか?
実際アクセサリーにもならない、どうにもできないただの石ころだけ。
そんな無数の石ころの中を、初夏の大自然に抱かれつつ、ただ歩いてきた。
市振海岸。 |
天険親不知の下。栂海新道の起点。オンファス輝石みたいのがたくさんあったが、全部無視。それらは、この風景の一部なのだ。 |
改めて見ると、ほんとうにいい所だよなあ |
3000mの高山から、ここまで山が連なっているのだ。 |
北アルプスの土台 |
天気が良くて最高だ |
崖を落ちる石清水 |
勝山下。 |
改めて見ると、胸のすくような広大な日本海 |
頚城駒ヶ岳、雨飾山、焼山など |
須沢海岸 |
海岸から、雨飾山が見えていたんだね。今まで石ばっかり見ていて気が付かなかった。 |
青海黒姫山は、いつもどうり、海岸を見下ろしている。人間の営みを愚かだと思っているかのように。 |
透明な波打ち際。石が気にならないと、こんなきれいな写真も撮れる |
姫川河口から、焼山方面 |
日差しは強いが、けっこう風があり、寒いぐらいだった。 |