2022年5月24日火曜日

「拾わない」ひすい拾いに行ってきた

 いつもなら、「今日はひすいを拾うぞ!」と息巻いて行くひすい拾い。
だんだん回数を重ねて、分かって来たことは、「拾えない」ということ。
拾えないものに集中して、こんな素晴らしい自然環境を見逃すなんて、ばかげていると思った。
だから今回は、ただ潮風に吹かれるためだけに、海岸へ行った。
石はどうだっていい。どうせただの石ころだけだもの。
そんなもの拾って、いったいどうするのだろうか?
実際アクセサリーにもならない、どうにもできないただの石ころだけ。
そんな無数の石ころの中を、初夏の大自然に抱かれつつ、ただ歩いてきた。


市振海岸。

天険親不知の下。栂海新道の起点。オンファス輝石みたいのがたくさんあったが、全部無視。それらは、この風景の一部なのだ。

改めて見ると、ほんとうにいい所だよなあ

3000mの高山から、ここまで山が連なっているのだ。

北アルプスの土台

天気が良くて最高だ

崖を落ちる石清水

勝山下。

改めて見ると、胸のすくような広大な日本海

頚城駒ヶ岳、雨飾山、焼山など

須沢海岸

海岸から、雨飾山が見えていたんだね。今まで石ばっかり見ていて気が付かなかった。

青海黒姫山は、いつもどうり、海岸を見下ろしている。人間の営みを愚かだと思っているかのように。

透明な波打ち際。石が気にならないと、こんなきれいな写真も撮れる

姫川河口から、焼山方面

日差しは強いが、けっこう風があり、寒いぐらいだった。