2019年9月18日水曜日

ヴィクトリア・ストーン(スターバーストストーンを入手)

今回入手したスターバースト(星型に広がる光線)ストーンのサイト https://starburststone.com

飯盛研究所が作っていたヴィクトリア・ストンについて http://victoriakoushiki.halfmoon.jp
(※ 上記サイトは現在リンクが切れており、Webアーカイブにも存在しません。作者が意図的に削除されたと考えます。)

日本の分析科学者、飯盛里安博士が戦後に作っていた人工宝石が「ヴィクトリア・ストン」であり、1990年代まで製造されていたらしいが、現在は作られていない。
製造方法は特許申請されているが、具体的な製造方法は伝承されないまま、封印されることになった。したがって、オリジナルのイイモリ・ストンはもう作られることはない。

公開されている特許を参照したかは定かではないが、近年オーストラリアでこの幻の石が作られている。作成者の方もおっしゃっているが、「この石は、ヴィクトリア・ストンと同一ではない」。つまり、似た石である。

この石がどうしても欲しくて、オーストラリアに注文したのが今日届いた。
2つのカボションを注文したのだが、おまけで1個付けてもらった。ありがとうございました!

なかなか素晴らしいので、写真をアップしてみる。

比較で天然翡翠の透過色も載せてみたが、微妙に違う色だ。天然ものは、もっと黄緑に近い色合いではないだろうか。

とにかく、もう二度と再び手に入らないと言われていたイイモリ・ストンがこのような形で復活したのは、日本人として嬉しいことだ。
これもイイモリストンがIL-Stoneとして海外で高い評価をされていたから、実現したことである。
飯盛里安は偉大な化学者であった。


メタヒスイ風のスターバースト。美しい緑である。

光を通してみる。

青色のスターバースト。これぞ”飛行石”みたいな雰囲気だな。

光を通すと神秘的な青色が部屋を包む。

電灯の明かりでみると、こんな感じの青。独特の結晶が入っているのが特長だ。ここら辺はオリジナルのヴィクトリア・ストンをうまく再現しているようだ。

おまけで頂いた石。全体に独特の結晶が入った石だ。

光を通すと、中の構造が見える。

これは以前から持っている天然翡翠のルース。約50年以上前のもの。

天然翡翠の色合いは、複雑。

蛇紋岩中に入った翡翠脈を持つ石だと思う。天然翡翠の緑色は少し明るい感じがする。

石目が美しい翡翠。やはり明るい緑だ。

写真で撮ると天然ものは黄緑に近い色だな。

これも良い色だ。

翡翠の色は、メロンの色に近いことがわかった。