緊急事態解除後の2番目の山は、立山の横にある鍬崎山(2090m。くわさきやま)。
全国的にはあまり有名な山ではないが、日本300名山の一つでもある。
富山市から見ると、南東の方向にピラミッドのように一つだけ尖った山があるが、これが鍬崎山である。
独立峰であり、姿が美しいのでいつか登ってみたい山であったが、今回初めて登頂することがかなった。
今まで敬遠していた理由は、往復11時間以上かかるという長丁場の山であることだ。
登った人が皆大変だ、と言う。しかも今はゴンドラが運休しているから、自分の足で登らなくてはならないのだ。
しかしいつまでも登らないままでは、死ぬまで登れないかもしれない。意を決して登ってみることにした。
感想:
とにかく虫(ぶよ)の多い山であった。今の時期に山に登れば多少の虫はいるのだが、この山は特別多かった。
虫よけスプレーは多めにかけていったが、それでも体中を噛まれた。
なんらかの虫対策が必須の山であることは確か。少なくとも蚊取り線香、防虫ネットは必要だ。
貯水池の上あたりから、大量にまとわりつかれた。早朝出発だったので、余計多かったのかもしれない。
稜線に出ても、山頂にいても同じであった。
半袖、短パンだったので余計悪かったのか?しかし長丁場で、暑かったので他に方法が無かった。
服装をもっと考えなければならない、と思った。