「経年劣化」というやつかな。人間だんだん年を重ねると、回復までに時間がかかるようになってくる。
それが、自然なのだ。
「そんなことはない、努力をすればいつまでも若くいられる。サプリメントを飲んででも、若くいたい」と願う人が多い。それはそうだと思う。できるならそうしたい。わたしはそれを否定しない。
しかしながら、だんだん衰えていくのが「現実」というものだ。
それから逃れられないことを悲しむのは、当たり前のことだと思う。
「ネガティブ思考」「後ろ向き」「甘い」と批判したい人は、お好きにどうぞ。
老化、それは現実だ。
現実を現実として認めることが、なぜいけないのか?
私は無理をしない。越えられない壁を、知っているからだ。
それを無理に超えようとすることはない。
わたしが出来るのは、その超えられない壁を認め、それと「仲良くなる」ことだ。
年々、だんだんと高くなってくる壁ではある。
しかし、それを見ることが、これからの人生を豊かに生きていく、ということではないか?
だから、それがあることが、必ずしも悲しいということにはならない。
よう、限界君、お元気か。
これからも、よろしくね。