2019年10月4日金曜日

ツキノワグマの活動が活発

富山県 ツキノワグマ目撃痕跡情報(クマップ)H31


今年はツキノワグマの活動が活発である。山にエサがなく、里の柿、栗の実を狙って山から下りてきている。

クマに噛まれる被害も何回か発生しており、十分注意が必要。
直近では昨日(10月3日)、黒部峡谷で一人噛まれた。8人ぐらいで行動していて噛まれたのだから、音を出して知らせたとしても、危険であることもある、ということだろう。

その他、里に下りてきている例も多い。特に北アルプスの麓が多い印象だ。
富山県東部、この間登ってきた「僧ヶ岳」の辺りは、もろに危険地帯だったわけだ(汗

緑豊かな樹林帯なので出そうな雰囲気は常にある 2019/09/26 @僧ヶ岳

基本的に出くわしても驚かせない、慌てない、大声を出したりしないが基本。
向こうも人間を恐れるから、攻撃してくる。
熊から目線を離さず、ゆっくり後ろに下がると、向こうから逃げていく事が多いという。

驚かせると人間でもパニックになり、思いもよらぬ行動をとるだろう。

ツキノワグマは基本的に草食性の生き物で、積極的に人間を襲ったりしない。

山に登る場合は、彼らのテリトリーに入るわけであるから、いつ出会ってもおかしくない。
今の時期は特に、注意が必要な事は言うまでもない。