今日も空き時間を利用して、ユークセン石探しに。探索場所までは結構長い時間運転しなければならないのだけど。
どうしても、放射線を発している鉱物を特定したい。
ぐねぐねした山道を運転して、目的の場所に到着した。
すこし危険だったが、露頭の側の、苔でつるつるの階段を下りてみる。
流れの中にある鉱石にエアカウンターを近づけると、0.45から0.43μSv/hぐらいのガンマ線を発しているようだった。1本目の露頭近くなので、この程度が最高だ。
資料によれば、5μSv/hを軽く超えるようなものが存在するらしい。しかし、こういうものは山中にしかないのだろう。機会があれば確認に行きたいと思う。
はじめて、はっきりと放射線を発している鉱物を特定できたのは良かった。
もちろん、こういう鉱石は観察するだけだ。持ち帰ったりして身近にあるだけで、かなりの放射線を浴びることになるだろう。
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今日は天気が良いけれども、ものすごく暑い! |
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まずは1本目の露頭の近く。 |
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すこし見にくいが、ちいさなペグマタイトに黒い鉱物か放射線で黒く変色した石英がついている。この鉱物がおそらくユークセン石を含んでいるのであろう。放射線はこの石に含まれるウランとトリウムに由来する。 |
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最高で0.45μSv/hを示した。 |
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放射線を放つペグマタイトがだいたいどのようなものか、理解したので、似た石を計測。どれもそこそこ線量が上がるようだ。 |
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これはあまり放射線を発していない。普通の花崗岩であろう。しかし黒い鉱物は何だろう? |
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花崗岩はどれも弱い放射線を放つ |
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これも少し |
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計測に夢中になっているうちに、山の中まで入っていった。クマが出るかもしれない。 |
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暑かったが、流れの側に来ると、渓流の風が気持ちよかった。 |