2019年3月15日金曜日

禁煙と登山

2017/8 @焼岳噴気孔付近にて

私は以前ヘビースモーカーだった。
タール10mgのタバコを1日2箱は消費していた。その為、いつも喉はイガイガ。
常に口の中が荒れる、食欲がない、風邪をひきやすい、などの症状が出ていた。

その後、禁煙を決意したが、成功しない。「ニコチンガム」をしばらく噛んでいた。
それで3年ほど喫煙はしなかったが、ある日5mgのタバコを吸ってしまい、また元どおり。
それでも、10mgから5mgに落とすことができた。

そして登山を始めるようになった。喫煙のせいで坂を登る時、ものすごく息が上がる。
途中でニコチンが切れて、一服。
山頂で一服。
しかし、標高が高く、空気が薄い為、めまいがする。この時「タバコは山で吸うもんじゃない」と思ったのである。それ以来登山中はタバコを吸わなくても大丈夫になった。
ただ、ニコチンの依存性は高く、今でも下山時に電子タバコを吸わなくてはならない。

私は山でお酒を飲んだことはない。一度勧められて飲んだが、これも空気が薄いせいか、気分が悪くなった。

登山をはじめると、だんだんタバコを吸わなくなることは確かだ。
電子タバコに変えただけで上り坂での辛さが約10分の1に減った。
タバコがいかに呼吸器官にダメージを与えるか、という証拠である。

私のタバコとの付き合いはかなり長いので、徐々に禁煙を試みているが、そのうち止められそうな気がしている。