2017/9 早月尾根にて |
しかし、しばらく山に行かないと、また行きたくなるのだ。
どうしてだろうか?自分でも、はっきり理由が分からないのだ。
登山はきついし、孤独だし、危険だ。
単独行は、楽しいことはない。下山するまで、常に気を抜けないから、食事もできるだけ簡単に済ませてしまう。アドレナリンがたくさん出ているのだろう。常に崖っぷちに追い詰められているような(実際に目の前には崖があるから、リアルにそういう状況なのだが)緊張感。
たまにそういう状況に自分を追い込んでやらないと、楽しくないなんて、どうかしていると思う。
「ランナーズハイ」ならぬ「クライマーズ・ハイ」という言葉があるらしい。
登ることに、われを忘れるほど熱中する瞬間がある。
それが忘れられないのかもしれない。