http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/rinsanbutsu/sugihira_take.html
昔よく食べていた「スギヒラタケ」。このキノコに恐ろしい毒性があることが明らかになったのは、最近のことだ。
私は小学生の頃からよく採取して食べていた。
しかし、別に症状は現れなかった。ただ単に運が良かっただけだった。
このキノコは決して食べてはいけない。公的な機関が詳細に警告を出しているので、正式に毒キノコ認定されている。
このキノコを食べると急性脳症を起こす。しかも、多発性硬化症という、原因不明の病気の症状と同じような症状が出る。
多発性硬化症は「脱髄」という、神経細胞の周りを覆っている「ミエリン鞘」という鞘の部分が溶けて、神経そのものがむき出しになる病気である。
このキノコも、まさに「脱髄」を起こす毒性を持っている。
原因不明とされ、「脳が溶ける奇病」と恐れられる多発性硬化症。
もし、このキノコを食べたことが原因だったとしたら。。。
誰もそんなことを考える人はいない、と思うが、ありえない話ではない、と思ったので、書いておこう。