前回の雪辱を果たすため、雪山6回目の白木峰へ。
この山は標高差からすれば、唐松岳（約９００ｍほど）以上。確かに低山には違いないが、私にとっては何度トライしてもそのたびに跳ね返される、という山であり続けた。
思い返せば、2011年に登山を開始したときに、初めて登った山がこの白木峰であった。
それからちょうど10年。やっと雪の白木峰に登ることができた。
山スキーとかをやる人にとっては良いフィールドらしいが、全体的に急登で、特に1340ｍの8合目から先の壁はいつ見ても恐ろしく、しかも条件が悪かったので、登ることが出来なかった。
時期も悪かった。12月の雪の降り始めや4月の天気が崩れやすい時期に行っていたのだから。
この壁は、横に林道があるけれども、雪崩地形のため、回避できない。
どうしても登らなくてはならない。
今回は雪の状態が良く、アイゼンで登れた。
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| 8時ごろ、大長谷温泉駐車場からスタート。今日は条件がよさそう。 |
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| 8合目先の急登を登る時、足の筋肉がひきつった。12時ごろ、山頂。北アルプスの絶景が出迎えてくれた。 |
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| 登山開始10年目にして、ようやく雪の白木峰に登ることが出来た！一抹の感慨にふける。 |
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| 乗鞍と御嶽の間に、八ヶ岳も見える |
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| 白木峰避難小屋 |
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| 白山と笈や大笠方面 |
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| 仁王山 |
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| 下山開始。金剛堂山に似た雰囲気だが、尾根の傾斜はずっときつい |
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| 山頂部をふりかえる。 |
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| この先から急登が始まっている |
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| この周辺が一番傾斜がきつく、危険だ。林道は雪崩危険。絶対使ってはいけない。 |
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| 8合目上の壁を降り始める。こんなクラックが至る所にあり、もう少し気温が上がれば、雪崩るかもしれない。 |
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| 無事8合目まで帰還。想像以上に斜度があり、条件が良くなければ行けない |
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| 8合目から見る金剛堂山 |
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| アイゼン、ピッケルを仕舞い、ストックで広い尾根を下る。 |
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| 大きなブナの木 |
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| 林道のショートカットはまだ大丈夫だった |
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| 雪が硬く、条件が良い |
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| さらに下る |
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| 冬道の登り口に帰ってきた。すこし藪漕ぎをした |
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| 国道４７１号では、ブロック雪崩も発生 |
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| 午後2時ごろ帰還できた。有難うございました。感慨無量です。 |
