2020年3月24日火曜日
パワーストーンは信じない
身もふたもない話をすれば、私はパワーストーンなるものを信じていない。
私が海岸できれいな石ころを探すのは、ぶっちゃけ、気分転換。
その時に目を引いた石ころを、ちょっと拾ってくる程度だ。
写真のような石だらけの海岸を、ぶらぶら歩くと、この世のストレスが消し飛ぶ。
空気はきれい、人間のごちゃごちゃした話し声は聞こえない。
聞こえるのは波の音、風の音だけ。
それ以外のなにものでもない。
こんな科学の発達した時代に、何の神秘があるか。
もちろん大自然を尊敬し、敬う心は忘れない。我々がこの大自然の中で生かされているのは、事実だからね。
ただ、その力を過大に評価したり、変に価値付けたりすることはしない。
石を拾ってアクセサリーにして身に着けたとしても、何が変わるわけでもない。
身体に多少余計な要素が付け加わるだけだ。
私は余計な要素が少しでも追加されると、気になってしまう体質なので、腕時計すら面倒だと感じてしまう。
ペンダントや指輪なんてもってのほかだ。
だから余計にそう思うのかもしれないが、パワーストーンなんてものは、この世に存在しないと思う。
もしもあるとすれば、きれいな石ころを見た時の、感動みたいなものが、心を勇気づけてくれることがあるのが、それかもしれない。
ただそれは、あくまでも自分の心が、自然の造形を見て感動することが原因だと思っている。
大自然は美しい。
その中に身を置くと、心が洗われるような気がするだけなのだ。