2020年3月10日火曜日

山登りを休んでいる時に見えるもの


コロナの影響で、何もしない時間があるというのは、不思議な気持ちでもある。
今までは、時間があれば山に行くか、ひすい拾いに行っていたわけであるから。

それ以外にゆっくり本を読んでみるとか、自分の身の回りのことを考えてみるとか、そういう時間はなかったように思う。
だが、本来趣味というのは、そういうものなのかな?

一つの事に打ち込む時間というのは、確かに楽しく有意義な時間ではあるが、それ以外に関心が行かなくなっている時間でもあるのだ。

自分の内面を見つめなおす時間を与えられた、と思えば山に行けないことの苦痛は和らぐ。
普段見落としがちであった事に気づくのも、こういう機会ならではである。

ひとつひとつの物事を、改めて、落ち着いて見直せる。