見たことのない青い鉱物が入った石(デュモルチ石だろうか?。母岩はひすいだと思うが、青い部分は糸魚川石なのだろうか?自信はないが) |
糸魚川で最も見つけるのが難しい石に新潟石がある。
これは写真でしかお目にかかったことはないが、糸魚川地方のロディン岩に含まれることがあるという。
特に薄紫のダイアスポアという石を含んでいる場合、一緒に見つかる場合があるようだ。
私は一度も見つけたことはない。無理もない。最高にレアな石なのだから。
奴奈川石、青海石とおぼしき石は拾ったことがあり、過去にこのブログで紹介したことはある。
これにしても、めったに無い石であり、たった一回だけ、出会ったことがあるだけだ。
あと、糸魚川にしかない石には、ひすいに混じることがあるという「糸魚川石」という青い石がある。
いずれも「ストロンチウム」を含んだ石である。
これらの「新鉱物」は、世界中でも糸魚川にしか産出が無い、という、特にレアな石であり、ミャンマーに行けば多量に産出されるひすい輝石やコスモクロア輝石とは比較にならないほど貴重な存在である。
ロディン岩はひすいハンターは投げている石だと思うが、その中に、このような「科学的に」貴重な鉱物を含む場合もあるのだがら、糸魚川の石は奥が深い。