2024年4月27日土曜日

最大手の企業でもこんなものか

 


昨日のAppleIDからの返金の話の続きであるが、そのアプリは業界最大手、しかも運営会社のCEOはAppleからの天下りである。
普通に会社概要を読めば、誰もが信用してしまうだろう。

しかし、この会社の客に対する対応は、今までに経験したことがあまりないほどの悪さであった。
一番問題なのは、サブスクリプションの料金がかなり高額であるにも関わらず、簡単に返金に応じなかったこと、そして事務手数料を差し引いた金額しか返せない、と言ったことだ。しかも返金の問い合わせの返信メールにも、Appleに連絡すれば対応してくれることには、一切触れられていない。不親切極まりない。

Appleから返金されることをカスタマーサポートに伝えると、メールが送られてきたが、それには「客様 Appleから返金されたことは承知しております」と書いてある。
最初は「お客様」と書いてあったのに、Appleから返金が決まったとたんに「客様」である。
こんな失礼なことが、よく言えたものだ。

この会社は、自分たちの会社の管理体制は最高のセキュリティーレベルであり、安全な会社だ、と盛んに宣伝している。
自治体のうちでもいくつか、この会社のアプリを利用しているほどだ。
それでも、この程度である。

今回の事で、「最大手」でも信用してはならないことを、身に染みて学ばせてもらった。
おそらく、利益優先の企業であるか、会社の規模が大きすぎて、末端のカスタマーサポートの教育などに手が回らないかであろう(おそらくカスタマーサポートは外注である)。
しかし、世間はその会社の体質として理解するのである。

今は最大手であっても、これほど問題が多ければ、いずれほころびを世間にさらすことになるだろう。事実私は、その一端を見たのだ。

どれだけ世間にちやほやされている会社であっても、その実態がどのようなものであるかは、我々には知る由もない。