2022年3月20日日曜日

ひすいはほんとうに無い石なのだ

 よくブログとか、SNSやYouTubeで「ひすいを拾った」と紹介されているけど、ひすいって、そんなに簡単に拾える石じゃないんですよね。

同じ風に感じていらっしゃる方がだれかいないか、と思っていたら、ひすい旦那さんという方のブログが、私と同じように感じていらっしゃったので、リンクしておきます。

私もね、全く拾えないことの方が多いんですよね。
いい石がぽんぽん拾えるわけがないんですよ。それは現実としてしっかり認識しておく必要があると思う。

SNSやYouTubeでは、かなり「盛った」記事をアップされる人も多い。
多分、アクセス数を意識しておられるんだと思うけど、現実はかなり厳しい。

比重はかなりある石だけど、一発でロディン岩と分かる色。ただし、一部ひすいらしき部分がある石。こんなのでも、なかなか無い。

比重が2.8。ひすいではないが、曹長岩だと思う。一部に紫の部分。ルチルも入っている。

流紋岩?曹長岩?まあ、こんな石が海岸にはごろごろしているわけです。


前に何度も書いているけど、ヒスイなんて100万個に一個あればいいほうだ、と思っている。
拾おうと思っても、運が悪ければ一日探しても何も拾えないことの方が多い。

一部、ひすいを含んでいそうな石はあるけれども、それで満足するならば、それでもいいんだけど。どうせ海岸に落ちてる石ですから。
金銭的価値なんて、これっぽっちもありませんよ。

「1%でもひすいを含んでいる」という石は探せばかなりあるような気がする。