昨日導入済みのMX Linux32bitであるが、推奨メモリサイズが2GBだということで、多少もっさり感がある。(このマシンには1GBしかメモリはない)
しかしながら、通常の使用は及第点を与えられるだろう。こういうものは今までにあまりなかったような気がする。完成度がかなり高いと思う。
今まではLinuxを入れても、KDEやGNOMEなどのWindowシステムはあまり信頼性がなく、「コマンドライン」で操作できればいいか、みたいな感じであった。そもそも、サーバーとして使う場合、GUI関係は必要なく、そもそもおまけみたいなWindowシステムをインストールすることは、無駄でしかなかった。
今のWindowシステムは非常に良くできている。
Windowシステムを使う場合、注意点としては、マウスは正常に動作するものを使うようにしよう。
昔のマウスは、壊れていることがある。私の場合も昔のマウスを使ったため「なんでこんな動きをするのだろう?」とだいぶ悩んだが、結局マウスのコードが劣化しており、動作が不安定になっていたのであった。
10年以上も使っていないものを使おうとすると、思わぬトラブルが起こり得るので、注意。
とにかく、マウスを新しいものに変え、マウスの挙動を変えたり、アニメーションを切ったりしているうちに、普通に動作するようになった。
それにしても、まあ、Linuxのデスクトップ環境だから、無料でこれだけのことができるのは、10年前と比較するならば、天地雲泥の差。今のLinuxはあまり細かい設定をしなくても、使えるようになっているのである。
当時はX Windowを起動させ、日本語環境を構築するのでも、大変な思いをしていた。
「Linuxはランレベル3(コマンドライン)で使えればいいのだ」という人もいた。
用途としては、データベースサーバーとか、Webサーバーとしての用途であったから。