2024年9月26日木曜日

蛍石サンプル入手

 以前、登山曼荼羅: VIVANTとフローライト (normallifejapan.blogspot.com)で書いた蛍石(フローライト)のサンプルを入手。
鉄鉱石?か銅鉱石?の隙間に形成された蛍石のようである。
黄銅鉱か、黄鉄鉱のような鉱物に金色に輝くものが含まれる。

蛍石独特の緑色。緑の発色はわずかに含まれる「サマリウム」に由来する、という

蛍石の周りに、わずかに金色に光る黄鉄鉱のような鉱物

光を透過させると、緑色が映える。蛍石特有の正八面体結晶は、残念ながら存在しないようだ。

ちなみに「正八面体」の結晶構造を有する鉱物は、他にも「ミョウバン(AlK(SO4)2·12H2O)」などがある。ここによれば(ただしミョウバンを水酸化アルミニウムと考えている)「分子構造が規則的な正八面体」をしているからだ、という。
蛍石の化学式は CaF₂である。一般にフッ素、塩素、臭素、ヨウ素と化合した物質を「ハロゲン化物」と言う。食塩はNaClなので、ハロゲン化物である。

脈状に生成される、ということは熱水起源なのであろうか?