北アルプスもそろそろ冠雪し、もう登山シーズンは終わりという声も聞かれる。
しかし、秋から冬の山は、もちろん危険も多いが、暑くなく、虫もいないので「快適」な登山ができるシーズンだと思っている。
真夏の山はとにかく暑い。
標高3000mぐらいであれば、ちょうどよいはずなのであるが、日差しが強いと、とても暑い。
対して、秋から冬の山は気温がとても低いが、ハードな運動には一番適した気温である。
なので、すこしきつそうな山に登ることができる季節でもある。
また山の紅葉は新緑とともに、とても美しく、印象に残る登山ができるであろう。
秋の山は天候が急変しやすく、危険な一面もあるが、天気の見極めを誤らなければとても快適である。
雪になることもあるので、防寒着は一枚余分に、山中で夜を過ごすことができるような装備も必要になってくる。