今年の残雪期、無雪期登山も、そろそろ終わりを迎える。
締めとして、越中駒ヶ岳を選択。この山は初めて登る。マイナーな山であり、最近まで登山道が無かったらしい。しかし山頂より望む後立山連峰は絶景らしい。
宇奈月の奥、僧ヶ岳林道の第三登山口より登山開始。僧ヶ岳までがアプローチ。往復9時間20分のコースタイム。事前の情報ではかなり険しく、きついらしかった。
(ただし、富山県山のグレーディングでは4Bとなっている。難易度はやや甘めだと思う。危険個所があるので、私の感覚では4Cぐらいだと思った。白山や大笠山よりたしかに全体的に急ではないが、通過が難しい場所が一か所あるので、実際はかなり難易度が高い部類に入るのではないか、と思っている)
僧ヶ岳までは快適な歩きでスピードが上がる。
しかし、僧ヶ岳から駒ヶ岳に向かう道はやせ尾根であり、両側がかなり切れ落ちている。
そして、見えていない部分にとても危険な場所があった。
全体としては秋山の締めとしてふさわしい、素晴らしい山であった。満足。
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| バイオトイレのある駐車場から歩き始める。 | 
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| しばらく歩くと眼下に宇奈月温泉 | 
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| 登山道には飛騨片麻岩類の巨岩。 | 
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| 良い雰囲気だね | 
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| 雪倉岳は冠雪している | 
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| この山では昔モリブデン鉱石を採掘していたそうだ | 
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| しばらく歩くと紅葉の道になってくる | 
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| すばらしいね | 
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| 仏が平まで登ると僧ヶ岳が見える。これがちょうど中間地点である | 
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| ここまでくると宇奈月ダムが点のように小さく見える | 
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| 上部から仏が平を俯瞰 | 
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| 中間地点の僧ヶ岳山頂 | 
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| 駒ヶ岳へのやせ尾根を進む。途中で見事なブナの紅葉 | 
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| 紅葉は最盛期になろうとしている | 
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| 最低鞍部から北又谷。身がすくむほど切り立っている。 | 
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| この辺りは両側が切れ落ちている。注意 | 
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| だんだん標高を上げる | 
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| 僧ヶ岳が低く見える | 
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| 北駒ヶ岳まで登ると、今まで見えなかった越中駒ヶ岳の本峰が見えてくる。雪が付いているように見えて、思わず撤退を考えた。 | 
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| この道標のような石が、核心部に差し掛かるしるしだ。この山の登山はここからスタートする。これまでは、アプローチにすぎない。 | 
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| 意を決して、岩場に踏み入る | 
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| 剱岳の早月尾根を思い出してしまう、切れ落ちた道 | 
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| 横は絶壁 | 
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| このあたりから、毛勝山の陰から剱岳が頭を出す | 
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| 核心部が現れる | 
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| 何本もロープがかかった、垂直に近いスラブ。ここはとても難しい。落ち着いて上り下りをすること。焦ると危険だ。ゆっくり足場を探せば見える。しかし、天候の悪いときや、雪がついていたり、凍っている時は先に進んではならない。 | 
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| スラブを登り切ったところ | 
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| この岩の下がスラブになっている | 
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| 見下ろしたところ。下りは特に気を付けよう | 
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| ここまでくれば、山頂はあとわずか | 
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| ビクトリーロード | 
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| 山頂に立つ。魚津の町があんなに小さく見える | 
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| うっすらと積雪があった | 
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| 白山まで見える | 
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| 後立山連峰 | 
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| 手前が毛勝山、奥が剱岳だ。ものすごい光景である。ただ圧倒される | 
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| 五竜岳 | 
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| 後立山連峰のパノラマ | 
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| 山頂の立派な石碑 | 
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| 下山後入湯した宇奈月温泉総湯。清潔感があって気持ちよかった | 
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| 宇奈月駅の前には温泉噴水がある。とても湯量が豊富なのだ。 | 













































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