運よく時間ができたので、最高の天気の中、まだ未踏であるクズバ山にチャレンジしてみることにした。この山は奥大日岳に続く尾根の上にあるピークで、山頂に立つと360度遮るもののない絶景であった。
雪があることを想定し、アイゼンを持って行ったが必要なかった。
しかしうわさ通りの急登で、歩行距離は短いものの、崖をよじ登る感じの山だ。
剱岳周辺の山は当然のことながら皆急登である。
来年は猫又山周辺に行ってみたいと思うのだが、山頂からブナクラ谷の様子をみて、行けるだろうか?と不安になった。ブナクラ峠からの急登は大変な道であることが確認できた。
朝7時、東小糸谷の鉄板橋を渡って駐車。中山方面に登り、途中の分岐をクズバ山方面に進む。分岐は分かりやすい。 |
3時間ほど、ものすごい急登を超えて、山頂に到着!360度、遮るもののない大展望だ。正面に立山、剣御前 |
ここから見る奥大日岳は圧巻。昔、あの山まで登山道を付ける計画があったようだが、中止状態だ。 |
ブナクラ谷とブナクラ峠が見える。ものすごく急だ |
目の前の剱岳はまさに王者の風格。いい日に来られて本当に幸せだった |
ここからは毛勝山は見えず、猫又山と釜谷山が見える |
富山の町 |
大日岳も冠雪しているね |
立山は真っ白 |
パノラマ |
最近SNSで流行っているポーズで。これ、やってみたかったんだよね |
さて下山開始 |
途中、早月尾根方面からヘリの音。消防のレスキューヘリのようだ。遭難かな? |
横を見れば刻々と変わる剱岳の風貌がいつでも拝める。贅沢な尾根だ |
山頂直下の急登を振り返る |
霜柱たくさん |
やせ尾根 |
大笠山みたいな急登 |
1400m付近の崖が一番の核心部。 |
垂直の泥、岩、木の根のミックス。とにかく急登。早月尾根より急であることは確か。ガイド本に「初心者は入らないこと」と書いてある意味が良くわかる |
あっという間に分岐まで来たので、帰りは中山に寄っていくことにした |
中山から剱岳 |
紅葉は中山周辺の方がきれい |
結晶質の石がたくさんあるね。石英みたいな石 |
紅葉の盛りは1000m前後だな |
今日のお供。モンスターエナジーのレモンティー味 |
帰り道 |
伊折橋から剱岳を振り返って。今日登ったクズバ山の尾根も見えている |
帰りは大岩の「不動の湯」に立ち寄った |
ありがとうございました。
山頂からの眺望を撮影したビデオ。