色が良くて(緑翡翠に限る)透明度が良い翡翠を「ろうかん」と呼ぶ。
しかし、これは糸魚川産ではありえないと思う。
ミャンマー産などでは、石全体が非常に美しいまさにろうかん質のひすいがある。
糸魚川産ではよく下にあるような石を「ろうかん」であるとして紹介されているのを見かけることもあるが、これを「ろうかん」などと言う事は恥ずかしいことだと思う。
世界基準でいえば、混じり物が多くて話にならない。
ただの「海岸転石」としてみるならば、こういう石を「ろうかん(質)」ということは出来るだろうが、私は言いたくない。
ミャンマーの「インペリアルジェード」は、本当にきれいな色だ。しかも全体が何とも言えない美しい緑色なのだ。
決して糸魚川のひすいをDISっているわけではないが、「ろうかん」という言葉を濫用しないほうが良いとは思っている。
一部分はたしかに美しい緑だが。。。あくまでも一部分だけである。 |
普通のひすいだ |
これなんかはろうかん質に近いものだと思うが。。。そう思えばそうだ、という程度だ。ミャンマーにはこれのバカでかい石が存在する。それでも普通のひすいレベルではないだろうか? |