2024年10月12日土曜日

一番光るのはやっぱり蛍石

スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」で、ポムじいさんが
「すまんが、その石をしまってくれ。わしには強すぎる」と言っているシーンの石が、蛍石だという説がある。
なぜなら、青い光を放っているし、暗闇で蛍光するし、最後のシーンに出てくる、ラピュタの心臓部にある「正八面体」の結晶が、そっくりだから。
ただし、作者本人が認めているわけではないので、あくまでも巷での想像である。


実際、蛍石との共通点は多い。紫外線で照らすと、美しい、青い蛍光を発する。また、個体によっては、燐光(自発的に光る)を示す。熱を加えると、光を発する。この光が、劇中の飛行石に似ている。蛍石がモデルであろう、と思われて当然であろう。
 

このカメラは写りが悪い。iPhoneのカメラはもっと良くない。本当は、「この世のものならぬ」美しい青色光を放っている。


これなどは、実際はもっと美しいのだが、写真に撮ると、どうしても色が出ない。本当はもっと透明感のある、今までに見たことのないような、美しい青色を放つ。

蛍石は紫外線で蛍光させると、どんな鉱物よりも美しい。
しかし、それを撮影する技術は、かなり高度なようだ。
やはり、紫外線という、目に見えない光によって光っているからであろう。
すばらしい輝きを、お見せできないのが残念である。