2022年4月21日木曜日

カラダに血液を回そう!


 昨日の山行では、思いがけず高山病的症状が現れてしまった。
特別体調が悪いわけでもなく、前日に酒を飲んだわけでもなく。

原因として考えられるのは、「頭を使うことを最近よくやった」ことぐらいか。
事務をやっつけ仕事でやったからな。
それと、登山口に来るまでに多少長時間の運転をしたこと。
それによって「脳」に酸素が行く状態になっていた。
いわゆる「ストレス」があったのかもしれない。
登山する時は、「なるべく普段考えていることから離れて」登山に集中することで、少しでも脳の消費する血液を体の方に回すように心がけた方が良いと思った。

脳はからだの1/5ぐらいの血液を消費する大変大食いの器官である。
全身の血液の20%ぐらいの酸素を消費する。
こんなにエネルギーを食っているのでは、カラダに回る血液が少なくなるだろう。

森林限界を超えた高山で頭がふらつくことがあるのは、脳に十分に酸素が行かなくなるためだそうだ。
3000mの高度で地上の2/3ぐらいの酸素量になる。
だから高山では努めて大きな呼吸や深呼吸をするように努めなければならない。

昨日はゴンドラの時間の関係で慌てていたので、普段より急ぎ足であった。
それに加え、気温が高く、そのあたりも影響したのかも。