Chromeブラウザには32bit版が無い、と思っていた。たしかに「Chrome」には存在しない。
その代わり、オープンソース版のChromiumというブラウザがあり、これには32bit版が存在した。
しかも、Googleサービスにログインできる!
これは非常に大きい。Googleのサービスをすべて利用できることを意味する。
つまり重いネイティブのアプリを起動しなくても、事務に必要な機能はすべて揃うことになる。MX Linux、なかなかすごい。
Chrome Bookが流行りだそうだが、事務用途ではもはやどんなマシンでも、そこそこ何でも出来る時代なのだろう。もちろん、ChromeBookを利用したほうが、スピードは速いだろうが。
今後マシンスペックが本当に必要になるのは、音楽か、画像編集の分野だけになるかも。
Googleの環境は、巨大なスーパーコンピュータに直接接続して、作業をするのと同じこと。
やりたいことは、ほとんどできるだろう。
とにかく数年の間に、技術革新が進んでおり、驚きだ。
昔の古いマシンが利用できるのは、とても良いことだ。
古いパソコンでも最新の機能が利用できることで、古いパソコンの廃棄が減るだろう。環境にやさしく、どんな場所でも、優れた技術にふれることができる。
Google帝国、などと揶揄されることもあるが、これはすごいことだと言わざるを得ない。
中古のSSDでも購入して、スピードアップを図る予定である。