登山できない今、こんなゲームがあって本当によかった。
名作というか、ゲームの次元を超えたゲームである。
あるいは、ゲームという概念を否定しているのかもしれない。
言葉がない、という世界を体験できるのはあまりあることではない。
人間は余りにも文字や言葉を濫用しすぎた結果、人生そのものをつまらなくしているのかもしれない。
そういう自分も、文字や言葉でなにかを書こうとしている。
が、それをしようとすればするほど、体験から離れていってしまう。
山に登ることも同じだ。
どれだけ体験したことを文字に表そうとしても、それは「表現しきれていない」。
写真にいくら撮っても、それは体験までも伝えない。
自分で感じたものは、自分にしかわからない。
だったら、沈黙するのが一番いいのではないか?
以下にこのゲームの美しい場面を載せておく。