2021年8月12日木曜日

『風ノ旅ビト』 ストーリーを読み解く(1)

『風ノ旅ビト』の中に出てくる壁画は、旅ビトが辿ってきた道を表しているのだけれども、それと同時に文明を作って滅んだ、と思われる「白い人」の歴史も示している、という解釈が一般的。

砂漠の中にたくさん立ちならぶモニュメントは、「白い人」の墓標らしい。

しかしながら、単なる墓標だとすると、壁面のスイッチになっていたりするのはなぜなのか、説明がつかない。
多分、滅んだ文明がエネルギーのシンボルとしていたモニュメントなのだろう。

ゲームの旅人はなぜ山の山頂を目指すのか。
そこは「エネルギー(生命の)」の源泉だからだ。それは「文字」の形をしている。なので「白い人の文明」の原動力だったのだろう。

滅んだ「白い人」はそのエネルギーを使って文明を作り上げたが、ムカデみたいな殺人兵器を使って戦争を起こし、滅んだらしい。
しかし、そのムカデが山を守っているのはなぜか?

旅ビトである「赤い人」は、山頂に向かう旅をしているのであるが、最後にはそのエネルギーと一体になる。
この「エネルギー」とは、何か?
太陽の力なのだろうか?
ともかく「すべてを動かす動力源」であることは間違いない。 


雪山エリアの裏にある世界。ここに入ると元に戻るのは難しいので、リセット。日本の山の風景ではなく、ヒマラヤの風景だろう。ということは、山は「カイラス山(未踏峰)」で間違いないようだ。

寺院の上で白い人に示されるこれからの旅路。赤い人の運命を物語っている。

建造物の地下(地獄界)から、寺院(天上界)への道のり。やはりムカデは神聖なものを守るために存在しているものだ。

布とムカデのエリア(畜生界)から地下(地獄界)へ入るところ。空の丸いものは月だろうか?

橋を架けるエリア

寺院の中にも同じ壁画がある。前のモニュメントは墓標なのか?

橋をかけるエリアの壁画

地下の壁画

布とムカデのエリアの壁画

山頂から出た星がスタート(人間界)に落ちるところ

空を覆うエネルギー

白い人の文明は多くの犠牲者を生み出したようだ。これが戦争(修羅界)。

布のエネルギーを奪い合う「白い人」たち。赤い人は白い人とは対立するものだ。最上界にはエネルギーと布が満ちている。

まだまとまらないけど、今回はこれぐらいで。