新型コロナがたいへんな状況になっており、山へ入ることはしないが、それにも増して気温が高い。
本日は37度ぐらいの気温が予想されている。
このような状況で山を歩くことはたいへんだ。以前何も知らない時に「山の上は涼しいだろう」と高をくくり、山に行ったことがある。
山頂付近でも気温は30度ぐらいあった。稜線の強い日差しが容赦なく照り付け、熱中症の症状が出始めた。
水は穂高のような場所でも、2リットルは必要。
途中で水を補給しなければ、足りなくなるほどであった。
経験を重ねた人ならわかると思うが、真夏の山は真冬の山とは別種の厳しさがある。
ただ、夜中は涼しいので、過ごしやすいだろう。
それにしても日中の日差しで岩が温まっており、蒸し暑い。
折立から夜中の2時に出発した時ですら、下からの温度を感じた。
空気は涼しいが、岩が熱い。
そのために、濃い霧が発生するほどであった。
このような暑さの中、登山すれば消耗することがはっきりわかっているので、行かない。
ましてや、緊急事態宣言がそこらじゅうで発出され、予断を許さない状況だと言うのに。
しばらくはおとなしくしているつもりである。