2020年11月9日月曜日

危険なキイロスズメバチ

 この間の石拾いの時に刺された「キイロスズメバチ」は、特に気をつけなければならない種類のスズメバチであった。

刺されたときは「アシナガバチ」である、と思い込んでいた。足が黄色いのと、体が小さかったからだ。
しかし、アシナガバチの活動期間は3月から9月。これに対して、キイロスズメバチは3月から11月ごろまでと、活動期間が長いのが特徴である。

毒も非常に強いようで、私の場合は刺された直後に腫れた後、一旦腫れが引き、2日後に最もひどい腫れが来た。後の腫れは、手の全体が腫れあがるほどであり、こんな事ははじめて経験した。
刺された直後は非常に痛く、いったい何が起こったのかわからないほどであった。とっさに毒を吸い出したが、かなりの量の毒を注入されているな、と思った。

下手をすると「アナフィラキシーショック」という急性の症状が出るおそれもあったと思う。
小柄なハチだが、相手は危険なスズメバチである。甘く見ていると命取りになると思った。
このハチは活動範囲が広いことも特徴で、都市の真ん中にも巣を作ることが出来るほど環境適応能力がある。ゴミ箱の中にも巣を作ることがある、という。

「まさかこんな寒い時期にハチがいるわけがない」という思い込みは危険だ。また、海岸のすぐそばにいるわけがない、というのも無駄な先入観にすぎない。
むしろクマが出ないか、と恐れていた位だ。
実は、アウトドアフィールドではクマに襲われて亡くなるよりも、ハチに刺されて亡くなる人の方がずっと多い。

今回は「まさか」という想定外が重なった。自然の中では何があるかわからないのだ、と改めて思った。
拾った石に光を通して鑑賞。こんな美しい緑色は見たことがない。たとえひすいでなくてもいいや。

痛い思いをしたのだが、何とか一つだけ、きれいな石を拾えたことは不幸中の幸いだったのかな?


スズメバチは崖の上に巨大な巣を作ることもあるらしい。刺したのは一匹だけだったので良かったが、こんな場所で行動不能になったら大変だった。