2020年1月30日木曜日

クリソプレーズ

クリソプレーズは緑玉髄(石英が繊維状に固まったもの)の別名で、きれいなものは宝石扱いである。
海岸のひすい拾いでは、きつね石の一種だとされているが、世界でこれを拾える海岸はそんなにないと思われる。
光を当てると、非常にきれいな緑色の光を放つ。
比重がひすいとは全く違うので、持っただけですぐにわかるが、きれいなのでいつも拾ってくる。

緑翡翠の透過光は「みどり」というよりはむしろ「黄緑」である。
メロン色といえばそれに近いかもしれない。
クリソプレーズの透過光はまさに「緑」のことが多いように思う。

発色がはっきりしているので、とても好きである。

何らかの鉱物の間に層状になって挟まっている緑玉髄。これは水色に近い緑色だ。
これは以前勝山で拾った緑玉髄。これは濃い緑色のタイプ。
層状のものに光を通してみると、美しい緑色。
濃い緑のタイプに光を通してみる。この石は磨いてみたいとは思ったが、自然石を削るのは私のポリシーに反するのでそのままにしてある。