2020年1月6日月曜日

勝山 初登山 初ヒスイ

令和二年の初登山は、糸魚川の勝山になった。
この山は、山頂が海岸からわずかのところにある。昔上杉氏が山城を作っていたところで、別名「落水城」という。豊臣秀吉が石田三成を従えて、この城で直江兼続らと盟約を結んだ、という伝説もあるらしいが、事実かどうかは定かで無い。

山頂まで標高差は海岸から328m。履面距離700mにも満たない。このため、予想以上に急登で、上部は鎖場、ハシゴ場が連続しており、危険。

こんな急な山に昔の人が城を築いていたのだから、ものすごい体力があったのだ。
登り始めは、あまりの急坂に久しぶりに息が上がった。
あまり安易に考えない法が良い。
山からの眺めは、どこからも絶景で、糸魚川市、青海黒姫山、親不知海岸を一望でき、築城ポイントとしては最高の場所である。

登山後は、恒例のヒスイ探し。幸先良く、いい石を拾った。

登山口は8号線のすぐ横にある。

山頂付近は花崗岩と雪のミックス。滑りやすかった。海岸からわずかしか離れていないのに、上のほうに雪があるなんて、予想もしていなかった。

山頂着。本丸は平坦である。

年代を感じさせる松。

糸魚川の街を一望。


頸城山塊は雪が深そうだ。

痩せ尾根でとてもすべりやすい。

去年5月にのぼった、青海黒姫山

この山は、花崗岩でできた岩山である

下山してきた。思いの外、きつい山だったな。

さて、恒例のヒスイ拾い。今日は晴れていたが、波が荒い!しかし冬の日本海にしては、穏やかな方なのかな?

波が高く、道まで波が来る。だんだん高くなってきて、無事に帰れるか、心配になってしまった。時々、頭から海水をかぶる。

青海川まで歩いてみるか

青海川河口。台風の被害の爪痕が生々しい。

今日登った勝山の全景。とても急な山である

荒波の中、ヒスイらしき石を拾えた

表面にびっしりと結晶。石目、角張った形。

すこし緑色の混じる、良い石だ。

光は非常によく通すんだけどな。これで石英や曹長岩だったら、悲しい。そうかもしれない。自信は50%ぐらい。
とてもよく光を通すのだが。よく通しすぎるので、石英かもしれないな。ま、綺麗ならいいか。