2019年7月23日火曜日

三方岩岳 梅雨空の一瞬の隙を突き それでも雨

長い梅雨(もう間も無く開けると思われるが)の中、一瞬だけの晴れ間がありそうだったので、あまり時間がかからない山へ出かけることにした。
白山ホワイトロードから、三方岩岳の飛騨岩山頂へは、コースタイム1時間だが、私の場合30分余りで行ける。
登山開始は10時30分、下山は11時30分ぐらいのハイスピードハイキングであった。
山頂に至った時、雷鳴が聞こえたので、素早く下山。
そのまま帰るのも勿体無いので、姥ケ滝へ寄っていく。
ここには5年ぶりに再開された「親谷の湯」という露天風呂があるのだが、他にも観光客があったので、足湯だけ入浴した。ここに入るには水着が必要。フルオープン、混浴なので入るには相当勇気がいるよ!
お湯は硫化水素の匂いがして、気持ち良さそうだったのに。。。
泉質は白山の平瀬道登山口にある「白水の湯」と同じだと思った。

1ヶ月ぶりの山は、今にも泣き出しそうな空模様。遠くで雷鳴。急いで下山開始。気温はかなり快適だ。

野谷荘司と鶴平新道。下界との気温差で雲が沸き起こってくる。

雨雲だな

飛騨岩もすぐに雲に包まれる。

飛騨岩のぎりぎり先端まで出て撮ってみた。下は足がすくむほどの標高差

コメツガ

アキアカネの大群がいる。真夏には涼しい山にいて、秋になると麓に下りて来る。

加賀岩の近くまで下りてくると、遠くに笈ケ岳が見えてくる。

ここからは残雪期に2泊ぐらいしないと行けない。

加賀岩から下の白山ホワイトロード。

展望台の「三方岩神」の標識が倒れている。

上の写真の標識は、以前ここに立っていた。

みるみるうちに、積乱雲が成長している。そろそろ雨が降る。急がないと。

オオバギボウシが見頃

ササユリもちょうどいいぐらいの咲き具合だ。

ベニヒカゲ?かな。それにしては模様が違うような気がする。

白山へ平瀬道から登山する場合、登山届が義務化されたそうです。白山の地震活動が活発化しているようです。

早く下山したので、滝巡りをすることにした。高さ81mの「フクベの大滝」。水量が多く、見応え十分。

次に姥ヶ滝へ。ここに行くには、標高差100mほど下る必要あり。距離は駐車場から1kmぐらいはある。他の観光客が軽装で来ていたが、トレッキングの装備ぐらいは必要だ。案の定、ここで本格的に雨が降ってくる。谷なので、急な増水があるかもしれない。この滝そのものが温泉になっているというなかなかの壮観だが、一般観光客の人にはかなり辛い道のりだ。

道は整備されているが、ほぼ、登山道だと思う。