2019年7月17日水曜日

北アルプス おすすめの山

今年は梅雨が長くて、まだ北アルプスには行けない。
これからもしばらく雨やら台風やらが続きそうなので、山は荒れるだろう。
秋口ぐらいにならないと、山行は無理かもしれないな。

とても残念なので、今まで行った北アルプスで、おすすめの山を選んで思い出に浸ってみることにした。

選んだ基準は

1、登山道がきれいに整備されていて、歩き易いこと
2、歩行距離がそれほどないこと
3、何と言っても日帰りできること(だれでも可能である、という意味ではない)

である。基本的に北アルプスは1泊以上のコースが多い。
私もできれば1泊か2泊かして、ゆっくり山を眺めたいのだが、不可能である。ほとんど写真を撮ってきて眺めて、山に泊まった気分を味わうスタイルだね。

北アルプスはとても美しい景観を楽しめる場所なので、できれば一泊以上をおすすめする。ただし、ハイシーズンの山小屋やテン場の混雑は、想像以上なので早めに予約しておくことが望ましい。

立山の雄山。室堂から歩いて2時間ほど。登山道がきれいに整備されている。ただ、一の越山荘から上は滑り易い。

焼岳。中の湯登山口から3時間ほど。真夏でもかなり涼しい。活火山であるのと、上部の岩場を注意すれば、比較的登り易い。

西穂高岳独標。登山道がとても整備されている。注意する場所は、独標手前の岩場と、独標本体の岩場。初めての人はここで引き返す方が良い。ロープウエイで2300mまで行けるので、標高差自体はそれほどない。登山者が多く、とてもメジャーな北アルプス。夏場は雷に注意(ちょうど写真のこの場所で昔高校生が雷の直撃を受けて13名も亡くなっている)。8月は特に危険だ。

乗鞍岳。普通は畳平(標高2700m)までバスで登り、そこから標高差300mで山頂に到達できる。おそらく北アルプスの中で一番登り易い。ただし、標高が高く、高山病になり易い人は注意が必要。私は3000m付近になると吐き気や頭痛が出易い人なので、携帯酸素は持っていく。

白馬岳。大雪渓から登るのが一番近いが、落石があるのでヘルメットの着用は必須。蓮華温泉から白馬大池、小蓮華山を経由して行くコースや、栂池からのコースをおすすめする。基本的に歩く距離が長いので1泊以上が良い。登山者が多く、ハイシーズンは渋滞。