ヒスイ拾いは完全に飽きてしまった。たまに翡翠が拾えても、あまり美しいと思えなくなってしまった。きれいな石はもう博物館ぐらいにしかないのだろう。
まだ玉髄の方がよほど美しい(透明だし)。
そこで今日は石川県の某有名産地へオパール探しに行ってきた。
ほとんどが玉髄というべきもので、数も多く、珍しい石ではない(ここに載せた石は道路の落石か、水に押し流されて道路に出てきた砂利の中にあった)。
しかし、ごく一部の石にオパールの遊色らしきものを示すものがあった。
オーストラリアやエチオピアのすばらしい遊色を示す石とは比較にもならないレベルだが、自分で拾うと楽しいものだ。
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玉髄は流紋岩などの岩石の隙間にケイ酸成分を含む熱水が入って沈着したものだ。玉髄とオパールの違いは、水分を含むか含まないか、である。水分を含むと濁ったような色になる。たくさん含むとゆで卵の白身のように、真っ白になる。ゆえに別名「蛋白石」と言う。 |
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流紋岩の「球顆」。この中にオパールが入っていることもある。 |
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わずかに「遊色」する部分を発見。 |
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いちばんよくある菫色の遊色と、鋭いグリーンの遊色が確認できる。 |
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菫色の部分がわずかに見える。 |
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グリーン部分を拡大。虫眼鏡レベルだな |
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遊色というほどのものでもないね。しかし透明度の良い「コモンオパール」だという事は出来るかもしれない。 |
※追記 他の部分にグリーンの遊色部分も発見。かなりはっきりある。
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白い部分だけでなく、褐色部にも遊色があった |
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菫色と緑 |
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緑を強調。ちょっとぶれてしまった |
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なかなかうまく撮れない |