2025年8月15日金曜日

羅臼岳のくま騒動

 


現在登山を中止しているが、山のニュースはよく見る。
北海道は今の季節、涼しいはずなのだが、異常気象の影響で気温が高いという。
北アルプスもまだまだ気温が下がらない。
前にも書いたように、地球温暖化の影響である。

昨日、羅臼岳を登山中の若者が、ヒグマに襲われて亡くなった。
「知床のクマは人を襲わない」とされていたはずだ。しかし、クマに藪の中に引き込まれてしまったという。
これは、いったい何を意味するのだろうか?

今はクマの餌が枯渇する時期でもある。人間を餌とみなして引き込んだか、人間の持っている食料を奪おうとしたのだと思われる。

最近の山はほんとうに環境が良くない。10年ほど前とは、大きく様子が変わってしまっている。
もう昔のように、楽しく山に登れることは永遠に無くなるのだろうか?

本来ならば、8月の後半から、秋山のシーズンになるはずなのに、まだ連日35度近くの異常な高温である。
これで山に登ろうなんて、私にはとても思えないのである。