2023年3月19日日曜日

私はずっと登山初心者

 


「山」という場所は、いつ行っても危険と隣り合わせの場所だ。
なんでもない場所で躓いたり、足を滑らせたりする。
十分注意していても、思いがけないことがある場所である。
「慣れているから大丈夫だ」という慢心のようなものが出てきたら要注意だ。
何回同じ山に登っても、同じ条件であるということはない。
道の状況は前回とは同じではない。
同じでない、ということは、新しい山に登っているのと同じことではないだろうか?

遭難して行動不能になるのは、油断、慢心、緊張感の欠如が原因であろう。
そして山に対する畏敬の念を常に持ち続けなければならない。
謙虚な気持ちで山に登らせていただく。
それがなくなった時、事故が起こるのだと思う。

常に初心に帰り、「自分は山の専門家とは違い、アマチュアの初心者ハイカーである」という自覚を新たにする。。。それだけで引き返す決断ができたり、無謀なことはしなくなる、と思う。
山登りだけでなく、人生すべてについて。