2023年3月9日木曜日

日照岳(1751m)と西峰(1754m) 新たな峰へ

 前回3月4日の牛岳登山はきつかった。
やはり雪質の問題だった。
今回の山は御母衣湖から登る「日照岳」。初めて登る山である。
しかし雪質が良く(軽い雪)、牛岳(湿っぽくて重い雪)で準備運動していたせいか、想像以上に快適な登山となった。
日照岳は近くの「野伏ヶ岳」と同じく積雪期限定の藪山だ。急登だという。
よくわからない「コロナ騒動」のせいで、チャレンジしたくてもなかなかできなかった。
やっと登れる機会が来た。

のっけから仰角30度を超える急登が連続する。しかし雪が硬く、アイゼンを装着すれば快適!

クズバ山のような急登が1.7kmに亘って連続。とくに注意しなければならないのが1534m峰下の急登。落ちると危ない。

1534m峰の上も、まだまだ急登は続く。しかしトレースがしっかりしていて快適に歩ける。

御母衣湖がだんだん小さくなる。バックカントリーのシュプール。この山はBCスキーで有名。

横には南尾根。ここは今の時期、巨大な雪庇があり、危険なので通行できない。

猿ケ馬場山などの飛騨高地の山々

今日は調子が良く、日照岳山頂の向こう側の最高峰「西峰」を目指す。日照岳を振り返る

西峰山頂付近から、日照岳本峰。

西峰から白山を望む。春霞(黄砂)のため、すっきり見えないなあ

日照岳から、西峰方面。実際は西峰の方が標高が高いのだが、こちらの方が高く感じられる。

日照岳山頂プレート。YAMAPユーザーが設置されたようだ。