この間山に登った日くらいから、異常に気温の高い日が続いている。
以前は気温が高い、と言われても「感覚」ではわかりにくかった。
しかし今年ははっきり「感覚」で分かるくらい、気温が高い。
いつもより1か月から2か月、季節の歩みが早い。
第一、「大寒」なのに気温が15度を上回るなんて。
いつもの冬ならば、平均気温は一桁以下だ。
大雪が降り、わずかに晴れ間が顔を覗かす程度のはずだ。
それが融雪し、あっという間に雪が消滅してしまった。
雪の代わりに雨が降っている。どことなく、春先の雨のように。
このまま行けば、今年の夏は45度近くになるのではないだろうか?
ニュースによれば、石油高騰の影響で石炭の消費量が増え、さらに温暖化に拍車がかかっているという。
私はそうは思わない。
気温上昇の要素は、かなり昔からどんどん蓄積されてきており、近年で急に変化したというわけではない。
したがって急に電気自動車を増やしたところで、なんの効果もない。
気候変動は地球規模で起こっており、もはや止められない。
行きつくところまで、行くだろう。