7月18日は「海の日」であり、8月11日は「山の日」である。
しかし、夏は海にも山にも、行く気がしない。
この間(6月21日)に白山へ行ったぐらいが、ギリギリのタイミングだったかな?
最近の登山系SNSを見たり、ニュースを見たりしていると、海には早くも「カツオノエボシ(電気クラゲ)」が発生、山には多量のブユが発生しているらしい。
温暖化の影響もあるのか、クラゲや虫たちの活動が活発になっていることがうかがわれる。
「ブユに目の周囲を噛まれ、山中でビバークを余儀なくされた」「全身をかまれて病院に行った」などの報告が見られる。
以前、夏は海や山のレジャーシーズンであった。しかし最近は「海休み」「山休み」の期間になりつつある。
気温も以前より高く、熱中症の危険もある。
ひどい暑さの中、多量の虫にかまれながら、急坂を登るのは、楽しくないばかりでなく、危険ですらある。
ブユに噛まれると、痛いのはもちろんであるが、10日間ほどかゆみに苦しまなくてはならない。以前鍬崎山に行ったとき、全身を噛まれたことがあるが、とても痒かった記憶がある。
これ以来「虫が多い」という情報がある場合、入山を控えている。
もちろん、森林限界以上にいけば、ある程度虫は減る。しかし西穂高岳の山頂(2909m)でアブを見かけたことがある。暑いときには相当標高の高いところにもいるようである。
当然ながら標高の低い西穂山荘以下の樹林帯には多量のブユがいて、ひどくかまれた。
ハッカ油などである程度の被害は防げるが、虫の数が多いと、どうしようもない。