2019年5月17日金曜日

クマがいたのかなあ 青海黒姫山

クマのうめき声を聞いて下山された方の記録


下山後、他の登った方々の記録を確認すると、中に「クマのうなり声を聞いたので下りてきた」という記事を発見。

私が登った時にも確かに登山道には動物の排泄物がたくさんあり、林の中から「ドルルルルー」と形容できるような重低音が響いていた。
しかし、大型動物が動く時の「ガサガサ、バキバキ」という音は聞いていない。
大きな動物はカモシカ程度の大きさでもかなり大きな音がするので、この時は鳥みたいな小さな生き物の鳴き声だと思っていた。
ヤマドリは「ドラミング」をする時に重低音を発するらしいので、多分音の主はヤマドリではないかと思う。「バタバタ」というような、羽搏きのような音の後に、その音は聞こえていたので。

しかしながら、記録を書かれた登山者が本当にクマの声を聞かれた可能性はあると思う。
たまたま、私が聞かなかっただけかもしれない。動物の排泄物はネットで調べる限り、たしかにクマのものに似ていた。

猿の声はよく聞いたが、かなり向こうにいた。

クマは出合頭にならない限り、積極的に攻撃を仕掛けてくることは少ないとされる。
向こうも人間に会いたくないはずだ。
しかし最近では十和田湖の周辺で、人を襲うクマも現れているので、油断はできない。

クマ鈴は効果があると感じている。特に高い音のするものが良い。今の時期の単独入山では必須のアイテムだ。