2021年11月9日火曜日

大笠山と”五箇山自然文化研究会”

 YAMAKEIオンラインで紹介されている「五箇山自然文化研究会」

日本山岳遺産基金

水場まで新しく整備された道

「五箇山自然文化研究会」という会がヤマケイオンラインで紹介されていた。大笠山までの登山道整備や外来種植物の除去などをされている団体である。
大笠山に登っている時に「こんな大変な場所をいったい誰が整備されているのだろうか?」と思っていた。
あの険しい登山道を草刈り機を担いで登るのは、非常に大変だと思う。
切り立った崖にロープや鎖を取りつけたり、木道をつけたり、土砂の流れ止めの為に階段を整備したりと、登山道の整備には大変な労力がかかっている。
そのおかげ様で、われわれハイカーや登山者は、気持ちよく登山をさせていただけるのである。
もう感謝の一言しかない。
大笠山のすばらしい自然を間近に観察に行けるのも、研究会の皆さんの献身的な努力のおかげである。
ありがとうございます。
五箇山と白川郷は世界遺産に登録されている、日本でも特別な場所の一つである。
有名な合掌づくり集落が美しいのは、背景の自然環境があればこそだと思っている。
これを守ろうという地道な努力が、五箇山の存在をさらに「かけがえのないもの」としているのだ。
未来に伝えていくべき、美しい文化遺産がここにはある。