2020年2月17日月曜日

疫病



中国で発生した「新型コロナウイルス 2019-nCoV」。

厚生労働省ではもはや水際では抑えきれないと判断したのか、持病がある人などは人込みを避けるようにという通達が出ていたりしている。

今までに1000人以上の人が亡くなっている。感染すると危険だ。
死亡率はインフルエンザより低いと言われているが、これは現時点での統計から言われているだけである。
今後どの程度広がりを見せるのか、終息に向かうにはどの程度の時間がかかるのか、まったく見えてこない。

こんな話を聞くと、どうしても外出は控えがちになってしまう。

奈良時代には日本に大陸から天然痘が伝来し、物部氏が仏教を導入したための「神の怒り」のせいにして蘇我氏と争った、という話がある。
また奈良の大仏も、この「疫病退散」の祈りを込めて建立されたものだ。

大正時代には鳥インフルエンザ、終戦後にはチフスやコレラが流行したこともある。

人類はずっと昔から、これらの疫病と戦ってきた。
「疫病の発生は、大自然の人間に対する警告、あるいは罰」という見方もずっと昔からある。
なぜ、ウイルスが存在するのか、は理由を考えてみても、まったくわからない。
どうしてこのようなものが存在するのか?

とにかく、「疫病」が日本に入った以上、これにかからないように予防することが喫緊の課題。

人込み、人の集まる場所は避ける、行った場合は手洗い、アルコール消毒を欠かさないということが推奨されている。

ウイルスが原因の疾患にはマスクはあまり効果がない。マスクの網目をウイルスが通るからだ。
マスクでは、防ぎきれない。

このウイルスに関しては、最初から鼻水が出ることは少なく、咳や微熱から始まるらしい。

新型コロナウイルスばかりが注目されているが、その他にもインフルエンザ、麻疹なども流行しているので、気を付けなければならない。

ウイルス性疾患に効果があるなあ、と感じているのは「アルコール消毒」。それと、体力増進だ。

酒を飲むのは体に悪い、と言われているが、酒を飲むようになってからというもの、あまり風邪をひかなくなったような気がする。
飲酒がウイルスを殺しているのだろうか?
単に山登りをするようになって、抵抗力が高くなっているのか?