先日の石の検討続き。
ざらざらだけれども、いい色をしている、と思う石を調べてみる。
比重は約2.9。あまり高くない。全体的には曹長岩だといえる。しかし、これだけ比重がある、ということは、ひすいを含んでいる、ということであろう。
全体的にがさがさなのだが、一部分に周りと違う特徴がある。
これは圧砕されたことを示しているだろう。この部分はつるつるで表面に結晶がある。しかしサイズが大きい。 |
表面には角閃石と思われる石が付着。この角閃石との境目あたりの透過が、非常に美しいのだ。 |
これはひすいの色だろう。いい色だ。何度見ても飽きることがない。 |
ひすいでなくとも、きれいだと思う石はその人にとっては「いい石」なのです。
ひすいでも、汚い石は結構多い。
だから「ひすい」にこだわってしまうと、石拾いの面白さが失われてしまう。
石英でも、はっとするぐらい美しいものは存在します。
材質はなんであれ、美しいものは石に限らず、なんであれ良いものです。