2022年8月17日水曜日

季節性の新型コロナ

 


厚労省が公開している新規感染者データ(https://covid19.mhlw.go.jp/)を自分のExcelに読み込み、グラフにしてみた。
現在第7波だと言っているが、実質的にグラフ上で見える山は6か所。
それも感染者数の違いが大きすぎて、波だとはっきりわかるのは2021年7月、2022年1月、そして2022年8月だけだ。
当初、8月6日までには50万人を超えると予想されていた感染者数も半数ぐらいで留まっている。今後全数調査はしない方針になるらしいので、統計はこれで終わるであろう。

さて、このデータから何を読み解けばよいのだろうか?
まず、今後感染者は指数関数的に増えることは間違いなさそうだ。
次に、この新型コロナ感染症は真夏、真冬に流行する特徴がある、ということだ。
これは我々が「夏風邪」とか「風邪」と呼んでいる、今までの風邪と同じような特徴を持っていることを示す。
要するに、酷暑や寒さで自然免疫力が弱ると感染する、ということだ。
この感染症には明らかに季節性があるではないか。

これに対抗するには、免疫力が落ちないように工夫する必要がある。
十分な睡眠、栄養、適度な運動は免疫力を強化するのに明らかな効果がある。
このウイルスは将来的には、変異を繰り返し、徐々に毒性を弱め「人間との共生」を目指すであろう。