2017/04/19 @西穂山荘前のテント場
毎年連休になると、山岳遭難のニュースが必ずある。
今年は特に、暖かくなるのが遅く、山に雪があり、しかも標高の高いところでは「氷層」があるらしい。
GWごろになると、寒暖の差のために、雪が溶けて氷を作る。
氷は石のように硬く、アイゼンが刺さらないことすらある。そういう状況では滑落しやすい。
情報によれば、唐松岳などでも、このような状況らしい。
昨日のように、東北や北海道で降雪があった場合など、溶けた氷の上にさらに新雪が積もる状況となり、大変危険だ。
慣れているひとなら大丈夫だと思うが、特に初心者、高齢者の人は入山を控えた方が良いかもしれない。
「休みじゃないと、山に行けない」という人でも、今の時期の山は完全に冬山で、それなりの装備が無いと難しいということは、意識した方が良い。
北アルプスは私のような初心者が行くには、7月以降が最適だ。
今は春山シーズンだが、標高の低いところなら、少しづつ雪は無くなっているから、踏み抜きなどに注意すれば、それほど難しく無いだろう。しかしながら、軽アイゼン程度は持っていくべきだ。
|