晴れていたので、雪の無さそうな「栂海新道」を歩いてみることにした。
しかし実際には雪が1mほどもあり、踏み抜きに次ぐ踏み抜き。
「行けたら、尻高山まで行きたい」と思ったがとんでもない。
ルートはわかりにくく、GPSを確認しながらゆっくりと歩みを進める。
「雪がないだろう」という甘い読みをしていたため、スパッツを未装着。
登山靴の中が雪だらけになって、大変だった。
(実はこの入道山、積雪期以外は藪の中に山頂があり、栂海新道は山頂を通っていない。)
今日は「Canon FD 50mm」というオールドレンズをDMC-GF2に着けて持って行ったため、75mm中望遠単焦点の写真である。
天険親不知海岸へ降りて、ここから出発! |
波がやや荒く、登山靴が海水に浸りそうになる。 |
親不知観光ホテル向かいの栂海新道入り口から |
ここから白馬岳を目指す人もいる。登山者憧れの道の一つだということは、登山を始めてから知った。 |
500mほど歩くと、登山道に雪が出てきた。ずっとこんなものだろう、と思っていた(とんでもない誤り) |
急登で、膝丈までの雪になってきたが、スパッツを取りに行くには遅すぎた。422mピークのところまで来ると、1m近い積雪がある。海岸から1kmほどしか離れていない。 |
目指す入道山。実はきちんとした山名のある、北アルプス最北端の山なのだ。 |
ルートをGPSで探しながら、なんとか分岐まで。ここから山頂を目指す。 |
山頂着。正面に白鳥山のシキ割。 |
上路集落。こっちから登ったほうが良かったのか。しかし雪が深い。多分除雪されていないだろう。 |
うっすらと白鳥山の山頂付近が見える。今日みたいな日は、雪崩れるかもしれない。 |
コーヒーを飲んで、下山開始。この辺りの山は海が目の前だ。大好きな風景です。 |
サルノコシカケ |
赤松 |
青海黒姫山も見えてきた。 |
雪、山、海。ここはすべて揃っている。 |
親不知インター付近。北アルプスがそのまま海に落ち込んでいる。 |
人家の屋根が見えてきた。 |
この辺りは、結構痩せた尾根もある。注意。 |
一番急な場所にある、朴木に生えたコシアブラ。折らないように注意してください、と書いてあった。 |
鉄塔のところに無事帰還。いやー今日は踏み抜きが大変だった。帰ってこれてよかった。 |
ところどころに標識があり、助かる。 |
ふう。なんとか降りてこられた。 |
駐車場の前の看板。本当に崖の途中にある。 |
帰りは宮崎海岸まで来て、「たから温泉」という温泉に入ってみた。ここのお湯はいいわ。今まで入った中で1、2を争う気持ちよさ。泉質は雨飾温泉に似ていると思った。 |