2019年2月22日金曜日

入道山 海抜0mから雪の栂海新道 踏み抜き地獄 オールドレンズとともに

晴れていたので、雪の無さそうな「栂海新道」を歩いてみることにした。
しかし実際には雪が1mほどもあり、踏み抜きに次ぐ踏み抜き。
「行けたら、尻高山まで行きたい」と思ったがとんでもない。
ルートはわかりにくく、GPSを確認しながらゆっくりと歩みを進める。
「雪がないだろう」という甘い読みをしていたため、スパッツを未装着。
登山靴の中が雪だらけになって、大変だった。
(実はこの入道山、積雪期以外は藪の中に山頂があり、栂海新道は山頂を通っていない。)

今日は「Canon FD 50mm」というオールドレンズをDMC-GF2に着けて持って行ったため、75mm中望遠単焦点の写真である。

天険親不知海岸へ降りて、ここから出発!

波がやや荒く、登山靴が海水に浸りそうになる。

親不知観光ホテル向かいの栂海新道入り口から

ここから白馬岳を目指す人もいる。登山者憧れの道の一つだということは、登山を始めてから知った。

500mほど歩くと、登山道に雪が出てきた。ずっとこんなものだろう、と思っていた(とんでもない誤り)

急登で、膝丈までの雪になってきたが、スパッツを取りに行くには遅すぎた。422mピークのところまで来ると、1m近い積雪がある。海岸から1kmほどしか離れていない。

目指す入道山。実はきちんとした山名のある、北アルプス最北端の山なのだ。

ルートをGPSで探しながら、なんとか分岐まで。ここから山頂を目指す。

山頂着。正面に白鳥山のシキ割。

上路集落。こっちから登ったほうが良かったのか。しかし雪が深い。多分除雪されていないだろう。

うっすらと白鳥山の山頂付近が見える。今日みたいな日は、雪崩れるかもしれない。

コーヒーを飲んで、下山開始。この辺りの山は海が目の前だ。大好きな風景です。

サルノコシカケ

赤松

青海黒姫山も見えてきた。

雪、山、海。ここはすべて揃っている。

親不知インター付近。北アルプスがそのまま海に落ち込んでいる。

人家の屋根が見えてきた。

この辺りは、結構痩せた尾根もある。注意。

一番急な場所にある、朴木に生えたコシアブラ。折らないように注意してください、と書いてあった。

鉄塔のところに無事帰還。いやー今日は踏み抜きが大変だった。帰ってこれてよかった。

ところどころに標識があり、助かる。

ふう。なんとか降りてこられた。

駐車場の前の看板。本当に崖の途中にある。

帰りは宮崎海岸まで来て、「たから温泉」という温泉に入ってみた。ここのお湯はいいわ。今まで入った中で1、2を争う気持ちよさ。泉質は雨飾温泉に似ていると思った。